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パソコンでNゲージを自動運転するセット  [M-07]


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 ・商品の紹介
 ・取扱説明 各部の接続について
 ・取扱説明 自動運転の説明(プログラムの作り方など)
 ・取扱説明 制御ソフトの使い方 (A-標準タイプ)
 ・取扱説明 制御ソフトの使い方 (B-時刻表タイプ)
 ・
取扱説明 制御ソフトの使い方 (旧版 ver2302041)
 ・制御ソフトのダウンロード
 ・ユーザー様の自動運転紹介、 参考資料


 取扱説明  各部の接続について

 このセットの取扱説明になります。不明な点がありましたら管理人まで質問して下さい。
 取扱説明PDF版 (ホームページの内容をPDFにしたものです)
 @ 取扱説明@(各部の接続) PDF  取扱説明A(制御ソフトの使い方) PDF

 説明内容  ※項目名をクリックするとジャンプします
 基板で使用するACアダプターについて
 @ ドライバ のインストール
 A 基板の使用 (接続) 手順
  手順1: スペーサーの取り付け
  手順2: フィーダー線(給電用) および 電動ポイント の接続
  手順3: 車両検知センサーの接続説明
  手順4: ACアダプタの接続
  手順5: 基板とパソコンの接続
  手順6: 制御ソフトの起動
  手順7: 通信を開始する
 B 基板の各部 説明


 基板で使用するACアダプターについて
 AC出力と記載のある ACアダプター は絶対使用しないで下さい (基板が破損し、煙が出ます)
 基板で使用する ACアダプター は、DC出力(DC12V〜15V) で、プラグ形状が合えば使用可能です。
 ただし、KATO パワーパックS に付属する ACアダプター 等、 AC出力 のものは プラグ形状が合っても 絶対に使用しないで下さい





 @ ドライバ のインストール
 制御基板をパソコンと接続する前に、基板 と パソコンの間で通信を行うための USBシリアル変換モジュール のドライバのインストールを行って下さい。
 USBシリアル変換モジュール は部品調達の関係で、USBコネクターのタイプが Micro USB Type-BUSB Type-C があります。 それぞれドライバが異なるので、該当するドライバをインストールして下さい。
 現在、制御基板の No186〜以降が USB Type-Cタイプ のUSBシリアル変換モジュールを使用しています。

 〇 Micro USB Type-B  対象: Windows 8/7/  ※Windows10 以降は汎用ドライバ搭載済なので不要です
  ドライバ ダウンロード (CDM212364_Setup.zip) ※クリックするとダウンロードできます
  インストール説明詳細 ※解凍して、CDM212364_Setup.exe をクリックして実行すれば完了です

 〇 USB Type-C  対象(全てのWindows OS): Windows 11/10/8/7/
  ドライバ ダウンロード (CH341SER.zip) ※クリックするとダウンロードできます
  インストール説明詳細 ※解凍して、SETUP.EXE をクリック → INSTALL をクリックして実行すれば完了です


 制御基板とパソコンを接続して、デバイスマネージャーに "USB Serial Port(COM**)" の表示が出るか、制御ソフト上に "COM**" と表示が出れば問題ありません  ※"**"は数字



 A 基板の使用 (接続) 手順 (手順1〜手順7まであります)

 手順 1 : スペーサーの取り付け
 基板の四隅に、付属のスペーサを取り付けて下さい。基板裏面の配線が短絡等しないように、基板を浮かせて使用します。



 手順 2 : フィーダー線(給電用) および 電動ポイント の接続
 基板の ターミナル端子 に フィーダー線(給電用) および 電動ポイントを接続します。 ※電動ポイントを使用しない場合は接続は不要です。


 1. フィーダー線(給電用) の接続説明
 出力のプラス、マイナスは下図のようになっていますが、実際にソフトから車両を操作して前進、後退が一致するか確認して下さい。



 2. 電動ポイントの接続説明
 出力のプラス、マイナスは下図のようになっていますが、実際にソフトから電動ポイントを操作して直進、分岐が一致するか確認して下さい。



 手順 3 : 車両検知センサーの接続説明
 車両検知センサーは自動運転時に使用します。使用しない場合は接続は不要です。
 赤外線の反射で検知確認を行っているので、日光等の赤外線成分が含まれた光がセンサーに当たると誤検知します。





 車両検知センサーの仕組みについて
 ・車両検知センサーは、赤外線を受光することで検知するので、日差し等 赤外線成分が含まれる光で誤検知します。
 ・車両検知センサーは、検知時に信号(S)が"High(+5V)" 、非検知で "Low(電圧がかからない)" になるものであれば、 付属品ではなくても使用できます。下図はリードスイッチを使用した接続例です。
 ・検知していない時(電圧がかからない時)は、基板内で 100kΩを通して "GND" に接続していますので、PICへの入力は "Low" になっています。





 手順 4 : ACアダプタの接続

 基板の電源の ON/OFF は ACアダプタのコンセント側の抜き差しで行って下さい。
 基板の電源が ON になると、基板上の PwLED(赤LED) が 点滅 します。パソコンとの通信時は PwLED(赤LED) が 点灯 になります。

 ACアダプタの仕様について
 ACアダプタは別途ご用意下さい。電圧は DC12V〜16V、容量は1A以上です。
 基板のDCジャックの仕様は 2.1mm標準DCジャック (内径2.1mm、外径5.5mm、センタープラス) です。





 手順 5 : 基板とパソコンの接続
 基板とパソコンを USBケーブル で接続して下さい。接続すると基板上の USBシリアル変換モジュール部 の 青LED が点灯(パソコンの電源がONの場合)します。



 手順 6 : 制御ソフトの起動
 ダウンロードした 制御ソフト を起動します。
 下図は現在のソフト名称と異なる場合があるので、参考です。




 手順 7 : 通信を開始する
 基板が接続されていれば 制御ソフト の通信部に 制御基板に割り振られた COMポート(下図だとCOM14) が表示されます。
 @ 制御基板に割り振られた COMポート を選択(クリック) します。
 A 通信ボタンを押し(クリックし) パソコンと基板の通信が正常な場合、制御ソフトのボタンが、基板の PwLED(赤LED) が 点灯 になります。
 以上で 制御ソフト から手動運転・自動運転が行えます。 制御ソフトの詳しい使いかたは別ページ "制御ソフト説明" を参照して下さい。






 B 基板の各部 説明



ACアダプタ接続
 基板、車両、電動ポイントの電源の電源を接続します。  電圧は DC12V〜17V、容量は2A推奨です。 基板の DCジャック の仕様は「2.1mm標準DCジャック(4A) 内径2.1mm 外径5.5mm センタープラス」です。
 基板の電源の ON/OFF は、基板側の DCプラグ で行わず、コンセント側の ACコンセント の抜き差しで行って下さい。


トランジスタジャンパー
 トランジスタが正常か故障か判断するのに使用します。2基搭載しているので、片方が故障しても電流供給に問題ありません。
 【ON】:トランジスタの機能が働きます。 [通常はこちら]
 【OFF】:トランジスタの機能が停止し、電流が流れなくなります。



 C 質問と回答
 【質問1】 2セットを同時使用した場合、パソコンも2台必要ですか?
 【回答1】 パソコンは1台で大丈夫です。制御ソフトを2つ起動(画面に2つ表示)して、それぞれ異なるCOMポートを選択し、通信を行って下さい。
 2セット同時使用時の制御ソフトの起動方法(例)