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Nゲージをパソコンで自動運転するセット  [M-07]
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 ・商品の説明
 ・取扱説明@ (各部の接続)
 ・取扱説明A (制御ソフトの使い方)
 ・制御ソフトのダウンロード
 ・
参考資料
  1.車両検知センサー付き線路の製作例
  2.商品が動作しない場合の確認手順




 商品の説明
 お手持ちのNゲージ (またはHOゲージ) へ接続して、 自動運転 を行う商品です。手動運転も出来ます。
 自動運転、手動運転は、パソコン※1 から制御ソフト※2 で制御します。
 車両や電動ポイントの給電は制御基板で行います。制御基板の電源はDC12V〜16V、フィーダーへの供給電流は最大 2000mA(2A)です。 制御基板で使用するACアダプタは付属しませんので別途ご用意下さい。
 制御ソフトから以下の操作ができます。
  ・車両の加速、減速、停止 (フィーダー1系統)
  ・電動ポイント操作 (2系統)
  ・車両検知センサーの検知 (2系統)
  ・PWM周波数変更 (1kHz、500Hz、350Hz、200Hz、100Hz、50Hz)
  ・MP3の再生 (発車メロディ等の再生。ソフトに10種の発車メロディが入っています。)

 自動運転 はユーザー側で作ったプログラムで動作するので、特に指定レイアウト等はありません。フィーダー1系統、電動ポイント2系統の動作範囲でレイアウトして下さい。
 制御基板へのフィーダーや電動ポイントの接続は、KATO、TOMIX等の延長ケーブルを加工するなどして、接続して下さい。
 購入前にお手持ちのパソコンで制御ソフトの起動確認をおすすめします。ソフトのダウンロードは自由です。

 ※1 制御ソフトはパソコンを使います。OS は Windows 11、10、8、7、Vista に対応します。
 ※2 制御ソフトは Microsoft VB で作成。制御ソフトはダウンロードして使用して下さい。


 商品の内容
 出品商品は下記 @〜D になります。
 落札後に @〜C を 日本郵便クリックポスト(追跡確認あり、送料=185円) で発送します。 Dはダウンロードページからダウンロードお願いします。


 @ 制御基板 (線路へ給電、ポイント駆動、センサー監視を行う基板です)
 A スペーサ (基板取り付けて、配線が短絡しないように、基板を浮かせます)
 B 車両検知センサー (フォトリフレクタを使った非接触で車両を検知するセンサーです。2セット付属します。ケーブル長1.5m)
 C USB Micro-B ケーブル (1m) (パソコンと制御基板を接続するUSBケーブルです。長さが不足する場合は別途ご用意下さい)
 D 制御ソフト (ダウンロードページからダウンロードして下さい)




 この商品に関する資料



この往復運転例は下の紹介動画の "「TOMIX HOゲージ 高松琴平電気鉄道 3000形」が自動で往復運転" の動作になります。







 この商品を使用した自動運転動画

 HOゲージです。1mほどの単線で「TOMIX HOゲージ 高松琴平電気鉄道 3000形」が自動で往復運転します。最高出力は30%での走行です。
 
https://youtu.be/oi_kCVsn1I4


 「待避線付エンドレス線路」のレイアウトで、2編成の車両を自動運転で制御する動画。
 https://youtu.be/ARQsxcQQJTo


 「待避線付エンドレス線路」レイアウトで、2編成の車両が交互に1周します。発車メロディ後、発車。
 https://youtu.be/TZctgCSK5pc


 2編成の車両が往復します。

 https://youtu.be/REF-K0WOVwU







 (その他) 商品の仕様など
・手動運転 や 自動運転 で可能なこと
 手動運転
 ・車両操作 (前進・後退の切り替え、速度調節(加速、減速))
 ・電動ポイント操作 (2系統分の直線、分岐の操作)
 ・発車メロディ等の再生 (10種の発車メロディサンプル搭載、MP3ファイルの再生)
 自動運転 (プログラムコード記述によるプログラム運転)
 ・付属センサーによる車両位置検知
 ・車両自動操作
 ・電動ポイント自動操作
 ・発車メロディ等の自動再生
 ・時刻指定による自動発車

・制御基板の仕様 
 ・基板電源 : DC12V〜16V (電源電圧がそのままレールや電動ポイントにかかります。容量は1A以上推奨)
 ・最大線路給電容量 : 2000mA(2A) ※出力が2000mA以上のACアダプターを使用した場合
  電流制御 2SC4811 秋月電子通商 (通販コード I-04703)
 ・基板サイズ : 95mm x 72mm
 ・制御用マイコン : Microchip PIC16F883、PIC16F687、PIC16F689 など
 ・DCジャック : 2.1mm 標準DCジャック (内径2.1mm、外径5.5mm、定格20V4A、センタープラス)
  DCジャック DIP化キット 秋月電子通商 (通販コード K-05148)
 ・電動ポイント駆動 : LV8548MC で駆動
  LV8548MC 秋月電子通商 (通販コード I-14480)




 (その他) 制御データの資料など
 ここで使用している 制御ソフト 以外でも、下図のようなデータを基板に送れば、基板の制御ができます。
 【制御方法】
 ・通信速度は 9600bps です。
 ・6バイトのデータを送る(100ms毎)。内訳は下記。
(1バイト目) スタートテキスト(STX)です。254(EF)を送って下さい。254を受信するとそこから5byteのデータを取得するようになっています。
(2バイト目) PWM出力の設定です。車両の速度を制御します。100段で車両の速さを調節しているので 0〜100(0〜64)の数値を入れて下さい。
(3バイト目) PWM周波数の設定です。次の値を入れて下さい。PWM周波数が変化します。0=1kHz、1=500Hz、2=350Hz、4=200Hz、10=100Hz、20=50Hz (10進数換算)
(4バイト目) ポイントの動作時間の設定です。通常は3(動作時間30msの意味)を送っています。次の5byte目のbit4を動作させたいタイミングで1回"1"にすることで、 30msの間、電動ポイントへ電流が流れ動作します。
(5バイト目) 「制御ビット1」です。
   ・bit6 = 車両の前進、後退を決めるビットです。常に(0=前進)または(1=後退)のどちらかにして下さい。
   ・bit5 = 電動ポイントを動作させるビットです。動作させたいタイミングで1回(ワンショット)"1"にして下さい。
   ・bit4〜0 = bit5を"1"にしたのと同じタイミングで、動作させたい電動ポイントを1か所設定して下さい。電動ポイント2を分岐側にしたい場合は"1000"と設定します。
(6バイト目) 「制御ビット2」です。使用していません。"0"を入れて下さい。