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パソコンでNゲージを自動運転するセット  [M-07]
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 ・商品の紹介
 ・取扱説明 各部の接続について
 ・取扱説明 自動運転の説明(プログラムの作り方など)
 ・取扱説明 制御ソフトの使い方 (A-標準タイプ)
 ・取扱説明 制御ソフトの使い方 (B-時刻表タイプ)
 ・
取扱説明 制御ソフトの使い方 (旧版 ver2302041)
 ・制御ソフトのダウンロード
 ・ユーザー様の自動運転紹介、 参考資料




 商品の説明
 手持ちのNゲージ (またはHOゲージ) に接続して、 自動運転 (手動運転も可能) を楽しむ商品です。
 自動運転 は、パソコン※1 を使い、 制御ソフト※2 を使って、ユーザー側で作ったプログラムで動きます。特に指定レイアウトや決まった動作等はありません。
 自動運転 はプログラムの記述により、以下の制御が可能です。
  ・車両の給電(フィーダー1系統)
  ・電動ポイント操作 (2系統)
  ・車両検知センサーでの位置検知 (標準2系統)
  ・PWM周波数変更 (1kHz、500Hz、350Hz、200Hz、100Hz、50Hz)
  ・効果音の再生(MP3)

 線路の給電ケーブル(フィーダー)、電動ポイントのケーブル、車両検知センサーは付属の 制御基板 に接続します。
 制御基板 は電源がDC12V〜16V、線路への供給電流は最大 2000mA(2A)です。制御基板へのフィーダーや電動ポイントの接続は、KATO、TOMIX等の延長ケーブルを加工するなどして、接続して下さい。
 制御基板で使用するACアダプタは付属しませんので別途ご用意下さい。

 制御ソフトは(A)または(B)があるので、好みで使って下さい。購入前にお手持ちのパソコンで制御ソフトの起動確認をおすすめします。ソフトのダウンロードは自由です。

 ※1 制御ソフトの対応OS は Windows 11、10、8、7、Vista です。
 ※2 制御ソフトは Microsoft VB で作成しました。制御ソフトはダウンロードして下さい。






 商品の内容
 商品は下記 @〜D になります。
 購入後に @〜C を 日本郵便クリックポスト(追跡確認あり、送料=185円) で発送します。 Dはダウンロードページからダウンロードして下さい。


 @ 制御基板※3 (線路へ給電、ポイント駆動、センサー検知を行う基板です)
 A スペーサ (基板取り付けて、配線が短絡しないように、基板を浮かせます)
 B 車両検知センサー (フォトリフレクタを使った非接触で車両を検知するセンサーです。2セット付属します。ケーブル長1.5m)
 C Micro USB Type-B ケーブル (1m) または USB Type-C ケーブル (1m) (パソコンと制御基板を接続するUSBケーブルです)
 D 制御ソフト (ダウンロードページからダウンロードして下さい)

 ※3 部品調達の関係で制御基板で使用するUSBシリアル変換モジュール部が Micro USB Type-B または USB Type-C を使用しています。 Cはそれに対応したケーブルが付属します。




 商品の使い方








 この商品を使用した自動運転動画

 M-07 制御ソフト (B-時刻表タイプ) を使った自動運転の動画です。

 https://youtu.be/GDTpDr92a3s



 HOゲージです。1mほどの単線で「TOMIX HOゲージ 高松琴平電気鉄道 3000形」が自動で往復運転します。最高出力は30%での走行です。
 https://youtu.be/oi_kCVsn1I4


 「待避線付エンドレス線路」のレイアウトで、2編成の車両を自動運転で制御する動画。
 https://youtu.be/ARQsxcQQJTo


 「待避線付エンドレス線路」レイアウトで、2編成の車両が交互に1周します。発車メロディ後、発車。
 https://youtu.be/TZctgCSK5pc


 2編成の車両が往復します。

 https://youtu.be/REF-K0WOVwU







 (その他) 商品の仕様など
・手動運転 や 自動運転 で可能なこと
 手動運転
 ・車両操作 (前進・後退の切り替え、速度調節(加速、減速))
 ・電動ポイント操作 (2系統分の直線、分岐の操作)
 ・発車メロディ等の再生 (10種の発車メロディサンプル搭載、MP3ファイルの再生)
 自動運転 (プログラムコード記述によるプログラム運転)
 ・付属センサーによる車両位置検知
 ・車両自動操作
 ・電動ポイント自動操作
 ・発車メロディ等の自動再生

・制御基板の仕様 
 ・基板電源 : DC12V〜16V (電源電圧がそのままレールや電動ポイントにかかります。容量は1A以上推奨)
 ・最大線路給電容量 : 2000mA(2A) ※出力が2000mA以上のACアダプターを使用した場合
  電流制御 2SC4811 秋月電子通商 (通販コード I-04703)
 ・基板サイズ : 95mm x 72mm
 ・制御用マイコン : Microchip PIC16F883、PIC16F687、PIC16F689 など
 ・DCジャック : 2.1mm 標準DCジャック (内径2.1mm、外径5.5mm、定格20V4A、センタープラス)
  DCジャック DIP化キット 秋月電子通商 (通販コード K-05148)
 ・電動ポイント駆動 : LV8548MC で駆動
  LV8548MC 秋月電子通商 (通販コード I-14480)



 (その他) 制御データの資料など
 ここで使用している 制御ソフト 以外でも、下図のようなデータを基板に送れば、基板の制御ができます。
 【制御方法】
 ・通信速度は 9600bps です。
 ・6バイトのデータを送る(100ms毎)。内訳は下記。
(1バイト目) スタートテキスト(STX)です。254(EF)を送って下さい。254を受信するとそこから5byteのデータを取得するようになっています。
(2バイト目) PWM出力の設定です。車両の速度を制御します。100段で車両の速さを調節しているので 0〜100(0〜64)の数値を入れて下さい。
(3バイト目) PWM周波数の設定です。次の値を入れて下さい。PWM周波数が変化します。0=1kHz、1=500Hz、2=350Hz、4=200Hz、10=100Hz、20=50Hz (10進数換算)
(4バイト目) ポイントの動作時間の設定です。通常は3(動作時間30msの意味)を送っています。次の5byte目のbit4を動作させたいタイミングで1回"1"にすることで、 30msの間、電動ポイントへ電流が流れ動作します。
(5バイト目) 「制御ビット1」です。
   ・bit6 = 車両の前進、後退を決めるビットです。常に(0=前進)または(1=後退)のどちらかにして下さい。
   ・bit5 = 電動ポイントを動作させるビットです。動作させたいタイミングで1回(ワンショット)"1"にして下さい。
   ・bit4〜0 = bit5を"1"にしたのと同じタイミングで、動作させたい電動ポイントを1か所設定して下さい。電動ポイント2を分岐側にしたい場合は"1000"と設定します。
(6バイト目) 「制御ビット2」です。使用していません。"0"を入れて下さい。