LED回路工作部屋 (トップ) > LCD (キャラクタ ディスプレイ モジュール) の使い方 | 【初回 : 2017/1/21】【最終更新日 : 2019/8/22】 |
LCD (キャラクタ ディスプレイ モジュール) の使い方 | ||
LCDとは? LCD (キャラクタ ディスプレイ モジュール) は、PICに接続して表示デバイスとして使用します。 PICとの接続 PICでLCDを制御するには 最低6本の信号線 と 電源線(+、-) が必要です。その他、VO(コントラスト)線。 ・DB4〜DB7 ( データ ) ・RS ( 制御 = High 、 文字= Low ) ・E ( データ書き込み時に "High" にする ) 下の図は PIC16F886 に LCD を接続して 4bit で制御する配線図になります。"R/W" は W(書き込み)しか使用しない場合は GND に接続します。 LCDの制御手順 ・LCD の電源投入後に、LCDの初期化と設定を行う ・LCD の 制御 または 文字表示 を行う 4bit制御の場合は以下の手順 1. 上位(Bit4〜7)データをアップ。 2. RSのセット(制御はRS=0、文字はRS=1)。 3. E を 指定時間以上(200ns〜) High にしてデータをLCDに反映させる。 4. 下位(Bit0〜3)データをアップ。 5. E を 指定時間以上(200ns〜) High にしてデータをLCDに反映させる。終了。 文字を表示する位置(アドレス)を指定する LCDに文字を表示する位置を指定することができます。 表示の位置は アドレス が決まっているので、LCD にその制御コードを送ることで指定します。 どのようなコードを送るかは下の図を参考にして下さい。 文字を表示するには? 1. 文字を表示する位置を指定する制御データをLCDに送る。 2. 文字データ をLCDに送る。 文字を表示する LCDに表示できる文字は 文字コード表 の文字になります。各文字は文字コードが割り振られているので、コードをLCDに送るとLCDに表示されます。 下の図の B の文字は CGRAM に登録した文字です。CGRAMに8文字までコードに無い文字を作って登録できます。 CGRAM を使う ・CGRAMの設定 文字コード中の 00000000 〜 00000111 までは自由に作った文字を登録できます。 CGRAMのアドレスを指定、文字データの入力の順で登録します。 命令コード一覧 |