LED回路 工作部屋 > 家パチを使ったPICとパソコン間のシリアル通信制御 【最終更新日:2011/1/7】
家パチを使ったPICとパソコン間のシリアル通信制御
概要:

 自宅に「SANKYO CRフィーバー創聖のアクエリオン」という台があるのだが(みていると何故か癒されるので・・・)、球を弾く音と球がガラスに当たる音が非常にうるさいのである。なので、PICで球を使わず演出を観れるように改造。台のコントロールやスタート回数等の情報はパソコン画面上に表示。

手順:

@ 始動口、入賞口につながる配線を加工し、模擬入力用コネクタをつける。
A 台裏面の外部端子の信号出力タイミングを調べる。
B PIC用基板をつくる。
C パソコン上でデータを表示するソフトをつくる
////// @ 模擬入力に伴う加工 //////
 模擬入力線は、球通過センサーからの戻り側のケーブル (コネクタの2の線) を切断して、基板上でフォトカプラに接続してあります。基板の電圧とセンサーの電圧が違うので、フォトカプラで絶縁してあります。
 CN6、CN7、CN8は通常ON(NC クローズ)で、模擬入力時にOFF(オープン)にします (立下りで検知) 。ここではOFF時間は50msecにしてあります。CN6はOFF時間が長いとエラー検知のアラームが鳴ります。
////// A 外部端子 信号出力タイミング //////
 15Rと2Rの判別をするにはNC3NC4NC5NC8の4箇所から情報が必要です。
 NC3(図柄確定)は、スタート回数の取得、オート時の自動回転入力に使用します。
 NC4(大当り1)は、大当り開始・大当り終了の情報を取得し、大当り回数のカウントアップ、スタート回数のカウントリセットに使用します。
 NC5()は、大当り開始からチャンスタイム(時短)終了までの情報を取得します。大当りの継続回数の判別に使用します。
 NC8()は15Rの時だけONになるので、15Rと2Rの判別に使用します。
 
////// B PIC基板 //////
 PIC基板は、外部端子の接点情報を取得して、始動口と入賞口へ模擬信号の入力。パソコン上のソフトへ取得した情報にそったタグをシリアル通信により送信、またソフトからタグを受信します。
////// C コントロールソフト //////
 ソフトは Visual Basic 2008 でつくっています。
 たぶん、2Rの当りは市販カウンターで表示できないと思います。
 
////// D 運用写真 //////