LED回路工作部屋 > Nゲージ用 小型パワーパックの製作 [E47] 【最終更新日 : 2016/04/19】
Nゲージ用 自作PWMパワーパックの製作
■■■■■■ 解 説  ■■■■■■

 Nゲージの車両をPWM方式で動かすパワーパックです。PIC16F688を使って制御しています。
 
 【上記写真のパワーパック本体の取り扱い説明】
 @操作禁止ボタン = 初回給電時は停止状態となっているので"CLED(赤)停止"のLEDが点灯し、パワーコントロールを操作しても車両は動きません。@のボタンを押すと停止が解除されCのLEDが消灯します。この状態で車両の操作が出来るようになります。、再度押すと CのLEDが点灯して、速度調整ボリュームの位置に関係なく車両は停止し、操作が出来なくなります。
 A前進・後退切替えスイッチ = 車両を前進させるか後退させるかを選択するスイッチです。
 Bパワーコントロール = 車両の速さを調整するボリュームです。右回りで速度大、左回りで速度小です。PWMのバルス幅とDのLEDは同期しており、車両の速度が速くなるに従ってLEDは明るく光ります。

 【PICの入力・出力端子説明】
・RA0(入力) = 半固定抵抗と接続し、電圧をA/D変換するのに使用しています。
・RA4(入力) = トグルSWと接続して、スイッチの位置を取得します(前進か後退か)。
・RA5(入力) = @のスイッチ入力用。
・RC2(出力) = CのLED点灯用。
・RC3(出力) = 前進・後退用リレー制御用。
・RC4(出力) = パワー制御用トランジスタおよびDLED点灯用。トランジスタにPWM信号を送ります。