LED回路工作部屋 > アラーム・ボックス ( 居眠り防止用アイテム ) 【最終更新日 : 2015/2/1】
アラーム・ボックス
( 居眠り防止用アイテム )
■■■■■■ 概 要  ■■■■■■
 依頼品であります。眠ってはいけない深夜・・・でも、一人で何もすることがない状況だと、眠たくなりついつい寝てしまった・・・・。それを防ぐのに、設定時間内にボタンを押す動作を繰り返さないと、大音量のアラームが鳴るという物です。 ※暇を無くしてあげる
 要するに、居眠り防止アイテムですね。

■■■■■■ 使用説明  ■■■■■■


 @ 本体に電源を接続で起動。起動時は設定モードになっており、ボタンは青色点灯状態。この状態でパソコンと接続し、専用ソフトで 時刻、稼働時刻(開始・終了)、設定時間(A分、B分)を設定し、本体にデータを送信します。最終に本体のボタンを押すと動作が始まります。(時刻を11時0分に設定したら11時0分0秒にボタンを押す)
 A 動作中は、停止時と稼働時に分かれます。停止時はフェードのかかった緑色でボタンがゆっくり点滅しています。
 B 稼働時間(開始時刻)になると、ボタンは白色の点灯状態になり、設定時間(A分)この状態が続きます。
 C 設定時間(A分)経過すると、ボタンは赤・白の交互点滅になり、設定時間(B分)経過するとブザーが鳴ります。ボタンを押すとブザーは停止し、設定時間(A分、B分)はリセットされます。ボタンが白色の点灯時 または 赤・白の点滅時にボタンを押しても、設定時間(A分、B分)はリセットされます。
 D 終了時刻になるまで、上記動作の繰り返しとなります。終了時刻になると A に戻ります。

 尚、現時刻、稼働時刻(開始・終了)、設定時間(A分、B分)はパソコンから行い、本体単体では設定は出来ません。以上です!

■■■■■■ ユニットの外観  ■■■■■■


プラスチックケース(外寸:135mm x 75mm x 49mm) に ダイソー防犯アラーム、LED付無接点プッシュスイッチ(W5GF-A12)、通信用RCAジャック、2.1mm標準DCジャックが付いています。

■■■■■■ ユニットの内部  ■■■■■■


 内部は制御にPIC16F688を使用し、正確な時計が必要なのでPICのクロックは内部発振ではなく水晶発振素子(11.776MHz)を使っています。
 PICで行っている作業は、正確な時計の生成、RGB-LEDのコントロール、始動時間・終了時間・アラーム間隔の管理、ブザーのON-OFF、ボタンの入力管理、シリアル通信によるRAMへの書き込み・読出しです。時計は水晶発振素子を使用し、誤差をプログラム修正しているので、週に1秒前後ずれるかどうかに収めてあります。

■■■■■■ 設定時の接続  ■■■■■■


 本体との通信はRS485で行います。
 ・接続状態は以下です。
 パソコン - (USB接続) - USB・シリアル変換ケーブル - (TTLレベル) - TTL・RS485変換基板 - (RS485) - 本体RCAジャック
 ・設定時、本体からは10バイトのデータを送ります。データ内容は以下です。
 (設定A 開始コード250) (時刻H) (時刻M) (間隔F) (設定B 開始コード251) (間隔R) (開始H) (開始M) (終了H) (終了M)
 ・設定値の読み出しは1バイトのデータを送ります。データ内容は以下です。
 (読出コード252)

■■■■■■ コントロールソフト  ■■■■■■


 ○ 使い方

 @シリアルポートのオープンまたはクローズを行うボタン
 A使用する仮想COMポートの選択
 B本体に設定値を登録する際の送信するボタン
 C本体の設定値を確認する際のボタン。Hに本体から受信した設定値を表示します。
 D表示クリアボタン。Hの表示を消去します。
 E初回ボタンを押して動作を開始した際に、この時刻からカウントを開始します。
 F稼動時刻設定
 G間隔設定

■■■■■■ 基板配線図  ■■■■■■


  基板の配線図。

■■■■■■ ダウンロード  ■■■■■■
 ・PIC16F688のHEXファイル PwRGB_PIC.zp (4KB)
 ・パソコン側で使用する設定ソフト alarmbox(Ver1501.0).zip (15KB)