LED回路工作部屋 > 6Wハイパワーフルカラー RGB LEDを使った オリジナル ガーデンライト | 【最終更新日:2014/11/20】 |
6Wハイパワーフルカラー RGB LED (OSTCXBCBC1E) を使った オリジナル ガーデンライト |
■■■■■■ 概 要
■■■■■■ 先日紹介した 市販ガーデンライトの改造 で製作したガーデンライトは、発光色がホワイトの単色で物足りなくなったので、ハイパワー RGB LED を使ったガーデンライトを制作してみました。今回はガーデンライトのユニットを4個製作し、RS485通信で連結して、それぞれのユニットの色を変えることができる仕様です。 各RGBのLEDには、350mAの定電流源IC(NSI50350A)を使用し、PWM制御で最小0Wから最大4Wで発光します。さすがに4Wで点灯させた場合、ヒートシンクだけでは熱が逃げず、すごく熱くなったままだったので、DCファンを取付て、風を送りヒートシンクを冷やすようにしました。 下の写真は今回製作したガーデンライトのユニットです。青色で光っています。LEDの光をどうやって拡散させるか?また、その部分の部品を何にするか? が、考えるのに一番時間がかかったのですが、ホームセンターや100均をいろいろ物色した結果、100均の「Seria」でいい感じで光を拡散してくれそうなキャンドルホルダーを見つけたので、それをプラケースに逆さにして取り付けて使用することにしました。 ■■■■■■ ユニットの外観 ■■■■■■ 上部にLEDの光を拡散させるガラスを2液エポキシで接着しました。ガラスはSeriaで買ったキャンドルホルダーを使用しています。下部は吸気・排気用の穴と、通信用および電源用のジャックがあります。 ■■■■■■ ユニットの内部 ■■■■■■ 内部は制御基板、冷却ファン、発光部があります。 定電流IC(350mA)とLEDは熱が発生するのでヒートシンクに放熱用シリコン接着剤(HY-910)で接着してあります。 冷却ファンは外気を吸い込む方向で設置し、排気穴から熱を排気します。以外とファンの風が強く、4Wで発光させてもヒートシンクは十分冷却されて熱を持ちませんでした。 制御基板はPICを中心に、ファンとLEDを駆動させるトランジスタ、通信を行うレシーバ、DC5Vを作るレギュレータで構成されています。 ■■■■■■ ユニットの発光色 ■■■■■■ ユニットのフルカラーLEDは、各色0〜200の範囲で輝度を調整出来ます。 各ユニットの発光色は下記の5バイトのデータを送ると色が変化します。個別のアドレスでユニットごとに色を変更するか、共通アドレスでまとめて色を変更することが可能です。 ■■■■■■ コントロールソフト ■■■■■■ このユニットの発光管理はパソコンから行います。下記はそのコントロールソフトです。当方では24時間運用のサーバー用パソコンがあるので、そのパソコンからRS485通信でユニットをコントロールします。 ソフト上の点灯方法は【1】〜【3】のモードがあります。 【1】はプログラム点灯モードです。テキストファイルで記述したプログラムのファイルを指定し、そのプログラム通りに発光をコントロールします。点灯・消灯の時間指定(夜間、何時から何時まで点灯とか)もここでできます。 【2】は単色点灯モードです。ボタンを押すと指定アドレスへデータを送ります。ボタン色指定はテキストフィルでできます。 【3】はトラックバーモードです。トラックバーで色合いを調整できます。 ■■■■■■ 基板配線図 ■■■■■■ 制御基板の配線図です。 ■■■■■■ ダウンロード ■■■■■■ ・PIC16F688のHEXファイル(アドレス210〜213の4種) PwRGB_PIC.zp (4KB) ・パソコン側で使用するコントロールソフト PwRGB_VB.zip (27KB) |