LED回路工作部屋 > LCD表示 GPSナビ 製作紹介 【最終更新日:2012/2/21】
LCD表示 GPSナビ 製作紹介
■ まず外観から

本体はホームセンターで売っていたプラケースを加工して作ってあります。
電源を入れると GPRMCフォーマット から緯度、経度、進行方向(0〜359 0=北 90=東 180=南 270=西)を取得し、LCDに表示します。
表示切替SWで GPRMC → GPVTG → GPGGA の順で表示が変わります。


GPVTGフォーマットから取得したデータから、上段に現在の速度(0〜999km/h)、下段に進行方向を表示します。


GPGGAフォーマットから取得したデータから、上段に現在の時刻、下段に捕捉衛星数(写真だと現在の捕捉衛星数5機)、データの信頼度(1.0が最良)を表示します。


基板です。最初はケースの中にGPSモジュールを入れましたが、データが受信できなかった(たぶんLCD面よりモジュールアンテナ面が奥まっていたから受信しにくかったのだと思う)ので、GPSモジュールは別体式にしました。試験中はモジュールとPIC間の配線距離が10cmほどと短かったので問題なくPICでGPSデータを受信できていたが、配線距離を延ばすとデータがPICにこない事象が起こった。TTLレベルでは極端に短い距離でしかデータが送れないことが原因と分かったので、データの送受信はRS485で行うことにした。


別体式としたGPSモジュール側です。ケースはダイソー品。ケースの中は GT-723F と RS485インターフェイス トランシーバ LTC485CN8 が入っています。黄の線がRS485の信号線AとB、青がGND、赤がDC5Vです。


GPSナビ全体です。本体右側からGPSモジュールへつながるケーブルと電源ケーブルが出ています。電源ケーブルは電池ケース(単3ニッケル水素 x 4本)につながっています。ニッケル水素2000mAで24時間以上駆動可能です。