巷では無名?なDelkevic(デルケビック made in イギリス)製のマフラーが安価で手に入ったので、我がハヤブサに装着してみました。
結果、精度良く取付け簡単で、見た目もノーマルマフラーよりぜんぜん良い。個人的には排気音も含めすごく満足です。付属バッフルを外すとマフラー内部はストレート構造になっており、覗くと反対側まで見えます。ストレート状態では爆音だったりして・・・とドキドキしながらエンジンをかけましたが、アイドリング状態では音量が少し大きいかな?という感じで、うるさく不快な音じゃまったくありません。スロットを煽るとブゥオォーン・・・となかなかよい音を出しているじゃないですか。
そして、話はここから始まります・・・・。(何の話だ?)
抜けのよいマフラーに換えても、FIはECUで非常に乗りやすいように制御(※1)されているので、エンジンのフィーリング自体は特に変化ありません。本来の1300ccハイパワーエンジンのレスポンスのよさを引き出すには、1〜4速のFIマップは乗りやすいように設定されており、5速のマップを1速から適用すると本来の性能を惜しみなく発揮できるようです(うわさですが・・・)。
なので、これからECUに偽のギアポジション情報を送ってみようと思います。
※1:このバイクはエンジンへの燃料供給にFI(フェール・インジェクション)を使用しており、プラグへの点火を含めECUでコントロールしています。なので、1300ccの排気量にもかかわらず、1速・2速・3速の低いギアでも、扱いやすく運転できるように、低いギヤでは急激にパワーが出ないように上手く電子制御されています。これはECUに内臓されている制御用マップによりコントロールされており、そのマップはギアポジションセンサーからの情報で1速なら1速用のマップで、2速なら2速用のマップでエンジンコントロールをしています。なので1速や2速〜4速までは、危なくないように本来のパワーが出ないようになっているようです。そこで、パワーが開放される5速のマップを1速から使用できるように偽のギヤポジション情報をECUに送ってみようじゃないかというのが趣旨です。
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