LED回路工作部屋 (トップ) > 電圧検知スイッチ回路を作る 【2023/7/25】
電圧検知スイッチ回路を作る [E-64]

 回路の説明
 バッテリー等へ接続し、バッテリー電圧が "設定電圧" 以上でリレー接点がONになり、"設定電圧" 以下になるとリレー接点がOFFになる「電圧検知スイッチ回路」です。
 DC7〜17Vで動作します。接続時は5mAほど電流消費します。パソコンおよび指定通信ケーブルで、任意に設定電圧を変更できます。

 使用例
 下図の使用例は、回路はバッテリーへ接続し、発電機が動作し充電電圧DC13.5Vを超えると、リレー接点がONになります。接点がONになると、接続してあるライト(負荷) が点灯します。



 基板の説明
 ・基板電源 : DC5V
 ・基板サイズ : 47mm x 36mm (片面ガラスコンポジット・ユニバーサル基板)
 ・接点1、接点2の容量 : 各 2A 30VDC、1A 125VAC (5V小型リレー 2回路C接点 941H-2C-5D)
 ・制御用PIC : PIC16F688 (下記はポート接続先)
   RA0 = なし
   RA1 = リレー
   RA2 = なし
   RA3 = なし
   RA4 = なし
   RA5 = なし
   RC0 = なし
   RC1 = なし
   RC2 = LED1
   RC3 = 電圧計測(A/D)
   RC4 = TX
   RC5 = RX



 設定ソフト
 標準の設定値の変更や、A/D値の確認を行う設定ソフトです。パソコンと基板を指定のケーブルで接続することで使用できます。
 パソコンと基板を接続し、通信を開始すると[通常]と[設定]が選択できます。
 [通常]時は基板から送信される電圧のA/D値とA/D値を電圧に変換した値を表示します。[設定]時はA/D値の送信は停止し、設定電圧の[書き込み][読み込み] が可能です。