LED回路 工作部屋 > LEDの使い方(抵抗編) 【最終更新日:2010/3/15】
LEDの使い方 (抵抗編)
 LED(Light Emitting Diode)は、 発光ダイオードともいい、電流を流すと光る半導体素子です。一般のダイオードと同じように、電流を一方向(アノード→カソード)にだけ流す整流作用があります。順電流(アノードからカソード方向に流れる電流)が流れると発光し、アノード-カソード間に電圧降下(順方向電圧VF)を生じます。

 LEDを点灯するためには、順方向電圧ぶんだけアノード側の電圧を高くしてあげることが必要です。逆にカソード側を高くしても、電流が流れないので点灯しません。LEDの明るさは順方向電圧に比例しますが、電流値が最大定格を超えると壊れてしまいます。直径3〜5mm程度のLEDなら、5〜20mAほどで使用するのが一般的です。順方向電圧の大きさは種類によって違いますが、約1.7〜3.4Vです。

 LEDを使うときは、必ず抵抗を直列に接続して電流値を制限します。抵抗なしで直接LEDに電圧をかける、過大な電流が流れてLEDが壊れてしまいます。