LED回路工作部屋 (トップ) > 非接触スイッチ (測距モジュール検知) 【初回:2018/08/25】【更新:2019/7/9】
非接触スイッチ (測距モジュール検知)
【更新情報】

 商品説明
 直接手でスイッチを触れなくても、ON-OFF 操作ができる 非接触スイッチ です。  測距モジュールを使用し、センサー前方に手をかざして ON-OFF を行います。
 光センサ(CDS)で、暗くなると 非接触スイッチ の機能が働くようになっています。(光センサ部をテープ等で塞ぐことで無効可能)
 測距モジュールの前方 10cm ほどで 手を横切らせると、OFFならONに、ONならOFFに出力が変化します。 出力はフォトカプラによる無電圧接点です。







 商品価格
 価格 1セット 3,500円 (送料無料 ※日本郵便 クリックポストで発送)
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 取扱説明
 1.電源を接続する
 電源入力端子 に電源を接続 (極性に注意) すると動作します。
 電源は DC5V または DC7〜24V で、回路内はDC5Vで動作します。 DC5V を使用時は 電圧切替端子 を ジャンパーピン で短絡し、直接回路に DC5V を供給します。

 2.スイッチを行う対象の接続する
 スイッチの出力は フォトカプラ出力端子 から出ます。無電圧接点(耐電圧DC24V、耐電流50mA)です。負荷の接続は 負荷の接続方法 を参考にして下さい。
 ON時 = 出力端子ON
 OFF時 = 出力端子OFF





 基板配線図
 PICマイコンは PIC16F688 を使っています。A/D変換は RC1(測距モジュール)、RC2(光センサ)。出力は RA0(赤LED)、RA1(青LED)、RA4(フォトカプラ)。 A/D変換値を取得するためのシリアル通信は RC4(Tx)、RC5(Rx)。以上のようになています。


 「測距モジュール」と「光センサ」の設定
 測距モジュールの駆動電圧は DC5V で、検出距離は80cmまでとなっています。測距モジュールの出力(Ao)は検出距離によって 0〜3.3Vの間で変化します。 PICマイコンではこの出力を A/D変換 で 128段(0〜127) に変換し、変換後はおおむね検出距離によって 7〜77 の範囲で変化します。
 PICマイコンでの A/D変換値による スイッチ動作の境界は 50 に設定しています。距離でいうと 3〜13cm ほどです。
 光センサは A/D変換値 で、真っ暗(124)、部屋の明るさ(55〜) ほどで、設定は 105以上でON 90以下でOFF とチャタリング防止のため差をつけて動作します。




 マイコンのプログラム
 一部のLED表示を Main で行い、あとは全て 割り込み で処理をしています。
 割り込み の タイミング は 16.384ms ごとで、各割り込みごとに@〜Bのルーチンを繰り返しています。
 @ 測距モジュール A/D変換(Data1)、STX送信
 A 測距モジュール 値処理、Data1送信、光センサ A/D変換(Data2)
 B 光センサ 値処理、Data2送信