DIATONE DS-205
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(DS-205)

 たっぷりとしたエンクロージャーで、小口径ウーファーをのびやかに鳴らしてみたい。この、響きの頂点に返り、ダイヤトーンは愛着のスピーカーと呼ぶにふさわしい、贅沢な1台のスピーカーシステムを送り出します。2S-305形、2S-3003形といったモニタースピーカーにも使われた大径ラウンド・キャビネットを持つ、音楽に浸り、酔いしれることのできる2ウェイ、DS-205形です。
●開発にあたってダイヤトーン工房がめざしたのは、豊かな響きと、しなやかさ。弦楽4重奏、ジャズコンボやヴォーカルを心ゆくまで聴かせるスピーカーを、先端的な技術トレンドのみにとらわれることなく、自分たちの耳と音楽感、つまり感性の視点で創りあげてみようと考えたのです。もちろんレトロにはしるわけではなく、いまの時代に生きる私たちを酔わせてくれる音でなくてはいけません。そのために、新たにリファインされたアラミッドクロス振動板や、B4C振動板をはじめとしてダイヤトーンの最新技術が投入され豊かな響きとしなやかさという志を実現するための確かな支柱となっています。ただし、これらの技術もダイヤトーンの研ぎ済まされた耳と感性が、最終的なチューニングを行って採用されています。トラディッショナルなキャビネット・デザインも心くすぐるDS-205形。一度は真空管アンプで鳴らしてみたくなる味わい深い音です。
●キャビネットの容量を80?とたっぷり確保し、さらにバフレフポートも大きく設定することで、ユニットにかかる背圧を軽減しています。また、R80の大型ラウンドをもつ側板は、前面および背面から回りこみ、幅を狭めた前面バッフルおよび裏板へと接合しています。これにより、ユニットからの振動に対しキャビネット全体が振動支点を分散させる効果を持つとともに、ユニットから放射された、音波の回析現象による波面の乱れの制御にも有効に作用します。この側板は強度が高く、緻密なブナ合板を11枚クロス積層し、高い剛性を確保しています。内部接合部には、カナディアン・メイプル材を使用しています。
●振動系をできるだけストレスなくドライブさせるという発想から、ウーファーには軽量で剛性の高いアラミッドクロス・コーンを採用しています。さらに人工皮革エッジやアルニコマグネットを採用したA.D.M.C.磁気回路を搭載し低歪み化を実現。 ●トゥイーターは、2S-3003の技術を継承。結晶ダイヤモンドに次ぐ高い比弾性率をもつB4C(ピュアボロン)振動板を採用するとともに、支持系などの見直しを図りました。


●方式・・・・2ウェイ・2スピーカー・バフレフ方式・防磁タイプ
●使用ユニット・・・・低音用20cmアラミッドクロス・コーン形、
 高音用5cmB4C(ピュアボロン)コーン形
●定格インピーダンス・・・・4Ω
●定格周波数範囲・・・・35〜40,000Hz
●定格感度レベル・・・・88dB/W/m
●クロスオーバー周波数・・・・2,500Hz
●最大入力・・・・150W
●外形寸法・・・・幅482 x 高さ700 x 奥行362mm (ネット付371mm)
●質量・・・・26kg
■専用スタンド DK−205
 外形寸法 幅450 x 高さ230 x 奥行351mm  質量 9kg/台


■DS−205 ※ネットグリル付・・・・標準価格250,000円(税別、1台)x2
■専用スタンド<DK−205>・・・・標準価格80,000円(税別、2台1組)
合計価格580,000円(税別)